スカル柄の生みの親?アレキサンダーマックイーン

アレキサンダーマックイーン(Alexander McQUEEN)は、1992年にリー・アレキサンダー・マックイーン氏が立ち上げた、イギリス・ロンドンを拠点としているファッションブランドです。
コンテンポラリーラインである「マックキュー アレキサンダー・マックイーン」も展開しています。

16歳からオーダーメイドの名門高級紳士服店が集中しているサヴィル・ロウにて、ビスポーク(注文仕立て)のテーラリング技術をみがきました。

20歳でサヴィル・ロウから離れ、英国の名門ファッションスクールに通います。
1991年の卒業コレクションが、当時「ヴォーグ(VOGUE)」誌のスタイリストを務めていたスタイリストのイザベル・ブロウ氏の目に留まり、すべて購入されたことをキッカケにデビューします。
スカル(どくろ)柄の生みの親
今では何も違和感のないスカル(どくろ)柄ですが、この柄を流行させたのは、「アレキサンダー マックイーン」のスカーフだと言われています。
いまでもバッグや財布などにはブランドを象徴するスカルが配置されています。


死や暗黒といった負のイメージをファッションに落とし込んだ先駆者。
マックイーン氏は「売れ線狙いは絶対にしない。金もうけに興味はない」と宣言していたことからも、ビジネスを重視している他のブランドとは一線を画していました。
「英国ファッション界のバッドボーイ」や「ファッション界のフーリガン」といった様々な表現をされていたことからも異端児であったことは間違いないでしょう。
「マックイーン:モード界の反逆児」というタイトルで、彼の生涯を綴った映画まで公開されました。
気になる方は是非ご覧ください。