ルイヴィトンによく見る”ヌメ革”とは
ヌメ革とは
ヌメ革とは、タンニンを使用し皮革を鞣し(なめし)たものを指します。
「タンニン」や「鞣し(なめし)」などの聞きなれない言葉も、もちろん解説しますのでご安心ください!
タンニンとは?
タンニンとは、ポリフェノールの一種です。身近な例を挙げると、お茶やコーヒー、ワインなどに含まれる渋味成分です。
「ポリフェノールって聞いたことあるけど何だろう・・・?」と思ったので調べてみると、植物が光合成によって生成している抗酸化物質だそうです。なんとなく体にいいことは知っていたのですが、こういった理由だったのですね。納得しました💦
話を戻しまして、次は「鞣し(なめし)」についてです!
鞣し(なめし)とは?
鞣し(なめし)とは、動物の皮をタンニンに漬け込むことです。
一般的に使用されている牛や豚の「皮」は、そのままでは腐ったり強度が弱い状態なので、鞣すことで「革」になり製品化できるということです。
いかがだったでしょうか
もちろんヌメ革はルイヴィトンのみならず、挙げればキリがないくらい沢山のブランドで使用されています。
個人的にヌメ革の印象が強いのはエンダースキーマ(Hender Scheme)というブランドのヌメ革製のシューズ「オマージュライン」です。誰もが一度は見たことがあるシューズの数々がヌメ革で再現度高く作られていて当時は驚きました。
使用していくにつれ経年変化し、年季が入るほど味わいを増すヌメ革を、この記事をキッカケに興味を持っていただければ嬉しいです!